ファイナルファンタジー9は泣ける名作

今回紹介するゲームは「ファイナルファンタジー9」です。ファイナルファンタジー(以下FF)はファミコン時代の一作目からずっと遊んできました。PSへ移行して最初に出た7作目は、古くからのファンとしては何だか違和感のあるものでした。

8作目は、CM効果もあり大いに売れましたが、バグがあったりゲームとして本当に楽しいのか疑問を感じたりで、不満がありました。「FFはこのまま勘違い路線を進むのだろうか」と心配していた時に出た本作、久しぶりに「RPGを遊んでいる」感じにさせてくれました。主人公の盗賊がお姫様をさらい、それをお城の騎士が追いかけるという図式は、よく「カリオストロの城のパクリではないか」と批判されますが、それでもストーリーの展開にわくわくしたのを覚えています。

また、主人公の仲間となる「ビビ」という魔法使いの男の子が登場します。彼は冒険を進めるうちに、自分が誰かの手によって作られた存在であり、その寿命がそう長くない事を知ります。それでも自暴自棄になることなく、短い人生を懸命に生きます。クリアした後のエンディングで、ビビが手紙をしたためる様に仲間に話しかけるシーンは、何度見ても涙腺が緩んでしまいます(コレ書いてる今も少しウルッときています)。

これ以上はネタバレになるので、まだ遊んでいない人にはぜひおすすめです。 ファンへのサービス精神もちょくちょく見受けられます。登場人物の名前や装備品の名前に、ファミコンやスーパーファミコン時代の作品のFFからとったと思しきものがあり、古いファンにとっては2度おいしいです。 最近のFFはもはやゲームで遊んでいる実感すらなく、私が危惧した勘違い路線をまっしぐらに突っ走っていますが、ぜひ制作陣には一度立ち止まって熟考してほしいものです。